2008年11月28日
『生物と無生物のあいだ』福岡伸一
唄われない英雄の唄
子どもの頃から、強い主張や、大勢の意見が苦手だった。
学級会でも、仕事の打ち合わせでも、
流されながらも頭の中では「別のなにかがあるんじゃないか」と、
違和感を感じていた。
2008年11月26日
『大人の時間はなぜ短いのか』一川誠
加齢につれ、1年が短く感じられていく。
このような感覚は誰しもが覚えると思う。
私はこのような感覚の理由を次のように考えていた。
2008年11月21日
「ヒッキー・カンクーントルネード」ハイバイ
2LDK(推定)のヒーロー
10年間、ひきこもりを続ける兄。
プロレスにだけは異様に詳しい。
母親と妹、三人暮らし。
この状況をどうにかしたいと願う母親。
兄を慕い、過剰にかばい「このままでいい」という妹。
2008年11月19日
『できそこないの男たち』福岡伸一
男は、駅伝の「バトン」にすぎない。
生命の基本仕様、それは、女性。
受精後約7週目に、
「不謹慎ながら、太ももの間をのぞき見ることができたとしたら。
染色体がXXであろうがXYであろうと、そこに同じものが見える。
割れ目。これを見た人はおそらくおしなべて皆がこう思うだろう。
ああ、この子は女の子だと。」
2008年11月14日
『海も暮れきる』吉村昭
放哉の「海」
種田山頭火と並ぶ自由律の俳人・尾崎放哉(ほうさい)は、
どこにも「居場所」のない人だった。
東京帝国大学を卒業し、
東洋生命保険株式会社に入社。
しかし放哉の居場所は、エリートコースにはなかった。





