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おっちゃんの「日々こもごも」

2012年8月09日

喪服が制服になったような日々でした。

去る8日(水)、4号の取材で、山形の新庄へ。
新庄まつりの「飾り花」をつくっている福祉施設を訪ねてきました。

カメラマンは、石川梵さん。
前日、陸前高田でNHKのインタビューを受けられたあと、合流しました。
NHKの「こころの時代」と言う1時間番組に取り上げられるということです。
フリスビー犬の十兵衛くんも、いっしょに登場します。
放映は、9月2日。どうぞ、ご覧下さい。

新庄取材にも、そのまま十兵衛くんが参加。
施設の障害者の方に、よろこんでもらいました。
にぎやかに取材を終えて、
晩飯に飛び込んだ飲み屋が、大当たり。
新庄駅前の包丁処「花板」さん。
大将が、つやのある渋い声。
女将さんは、笑顔もチャーミングな美人。
カウンターに座って、大笑いさせていただきました。

なかなか吟味された魚、
締めのそばが、絶品です。
小鉢の水そばがでました。
キチンと打ったそばじゃなきゃ、水に浸せば、ブヨブヨになる。
大将の自信の趣向です。
正真正銘の十割そばで、つけ汁もさっぱりとしてコクがある。

うまさに表情がほぐれ、
話のやり取りに、崩し切ったあとで、
女将さんの実家の話が出ました。

女将さんは、名取市閖上(ゆりあげ)のご出身。
ご両親も、いとこも、親族10人も、津波に連れ去られました。
「震災後、一カ月ほどは、喪服の休みがない」ほどだったという。

いまは、喪服の出番はなくなったけれど、
ほんとうの喪があける日は、まだまだ先なんでしょうね。