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おっちゃんの「日々こもごも」

2012年5月18日

放射線量のお知らせから始まる朝

昨日、仙台に行ってきました。
悲しいニュースが待っていました。

客先に着くなり、
うちでパッケージデザインをさせていただいたレトルト商品が、
出荷停止になったとのこと。
売り物のひとつであるシイタケから、許容量以上の放射線が検出された。

こちらでは、亘理の水産物も扱っているが、
そのひとつの魚も、出荷停止になった。
「一つでも出れば、他の魚も買ってもらえない」
当然、補償は出るのでしょうね、と聞くと、
これが、なかなか難しくて、と、しばらくはため息だけが聞こえてきた。

今日、出社すると、
福島出身のスタッフが、4月28日付の福島民報を持ってきてくれた。
わたしが、書いた書評『免疫の反逆』が掲載されている。
彼のお母さんが見つけて、送ってくれた。
「すごいじゃないの」と言って。

「でも、見てくださいよ」と言って、
すぐ書評の欄から、ページを繰って、
「ここ、見てください」と言われた。
そのページは、
福島県内の各所の放射線モニタリング結果の報告だった。

そのリストの隙間に、
「コイ、フナ出荷停止」
「山菜13点基準越」などの見出しがぎっしりならぶ。

「うちのおふくろの朝は、この欄から始まるのですよ
放射線量を、天気予報のように見ながら・・・」
東京でも、ほんとうは必要かもしれない。