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おっちゃんの「日々こもごも」

2012年4月29日

年収100万円以下の現実

『コトノネ』の課題に、ズバリ答える調査結果が、
朝日新聞4月27日の朝刊に掲載された。

障害者が働く作業所などが加盟する「きょうされん」が、
障害者本人や家族を対象に調査。
約1万人からの回答をまとめた結果を発表した。

障害年金と賃金を合わせた年収は、
(括弧内は、一般の労働者(2010年)のデータ)
「100万円以下」56%(7.9%)
「100万円超~200万円以下」43%(15%)。
「200万円超」は、わずか1%。
「100万円以下」では暮らせないから、
生活保護を受ける人も10%になる。

収入は、暮らし方に反映する。
親や兄弟と同居する人75%、ひとり暮らしは8%。
そりゃ、自活自立は無理ですね。
障害者は、家族の中で肩身狭く生き、
親は、子どもの行く末の悩みは尽きない。

日本障害者協議会の藤井克徳常務理事は、
障害者基本法の精神である「他の者との平等を目指す」を引き合いに出して、
「平等な社会を目指すなら、
障害年金の水準や就労のあり方を議論する必要がある」と言うけれど、
議論の相手は、誰なんだ。
行政なのか。

障害年金はさておいて、「就労のあり方」については、
障害者や作業所自体の考えを聞いてみたい。
「100万円以下の現実をどう受け止めているのか」
だから、
「何をしようとしているのか」