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おっちゃんの「日々こもごも」

2011年10月13日

いきなり、『酒井プロジェクト第3弾』の経緯

酒井さんのブログで、
すでにご報告させていただきましたが、
予告もなく完了した『酒井プロジェクト第3弾』の経緯を
お話しておきます。

事の始まりは、『酒井プロジェクト第1弾』でした。
6月に、相馬市図書館に絵本1,500冊をお届けしました。
その帰り、社会福祉法人ウイズ町田の天野さんに、
南相馬の障碍者作業所の「あさがお」の方にご紹介いただきました。

その方に、南相馬の海を案内してもらいました。
家は、腹をぶち抜かれ、
船は、岸壁を割いて陸に乗り上げていました。
これは、見学と言えばいいのか、やっぱり見物なのか・・・
そんなつまらない迷いを持ちました。

けれど、「あさがお」の人は、たくましく、優しく、
障碍者のグループホームで夕食を用意してくれていました。
地元の名物のカツオをいただきながら、
たくさん聞いた話の中で、
「夏休みを迎えるのが、つらい。
元気な子供を家の中に閉じ込めておかなくてはいけない」

その話を、プロジェクト・リーダーの酒井さん、天野さんにしたら、
「だったら、夏休みに、そのこどもたちを町田に呼んであげよう」
「ゼルビアの試合も見てもらおう」と意気上がったのですが、
南相馬の少年サッカーのチームの実情は、もっとたいへんだった。
「お誘いはうれしいけれど、
避難せずに、地元に残った家族は、
とても、南相馬を離れられるような状態ではない」ということで
結局、果たせませんでした。

その時、お声をかけた南相馬の大甕小学校の少年サッカーチームの監督さんと、
それ以降も、メールのやり取りが続き、
先月は、仕事もかねて、天野さんと南相馬をお訪ねし、
監督の家族たちと一緒に食事をしてきました。

そのお礼のメールの中で、
9月中で避難解除になり、10月から小学校が再開される。
合わせて、大甕サッカーチームの練習も再開することを知りました。
避難解除になっても、
運動場も通学路も、汚染の不安は残る。
行政の手が回らないから、父兄が総出で除染活動をした。

ゴールポストは、洗って、こすって、こそぎ落として、
何とか使えるようにしたが、
ネットは、放射能が繊維の目の中に入り込んでいて、廃棄するしかない。

そのことを知って、酒井さん、天野さんから、
『酒井プロジェクト第2弾』で、
ゼルビアのサポーターからいただいた募金の残金で届けようとの提案があり、
実行させていただきました。

10月17日(月)
再開した南相馬市の大甕小学校が、朝7時から、NHKで生放送されます。
東京も流れるか、どうかわかりません。
サッカーチームの再開がテーマでもありません。
その日に、ネットが間に合うかもわかりません。
でも、もし、サッカーゴールが写ったら、
「あれよ、あれ。
あなたの募金が、あのネットになったのよ」と
指さして、お子様に教えてあげてください。

町田から、南相馬の少年サッカー選手にエールを。
きっと、南相馬からも返ってくると思います。
遠く離れているほど、よく響くんじゃないでしょうか。