• HOME
  • >  おっちゃんの「日々こもごも」
文字サイズ
大
中
小

おっちゃんの「日々こもごも」

2011年8月17日

「までいの力」

ご存知ですか、「までいの力」と言う本。
アマゾンで見ると、売り上げ順位3,000台。
売れています。
福島市にあるデザイン事務所が出版した本です。
正しく言うと、出版社も営むデザイン事務所です。
仙台、石巻に行った帰りに、
本にも、本を出版された会社にも興味が募って、押しかけました。

「までい」とは、「丁寧な、じっくりと」とかを意味する東北弁。
飯舘村は、「までいライフ」をスローガンに掲げ、
独自の村づくりに取り組んできました。
「までいの力」は、その飯舘村の歩みを紹介した本です。

町村合併も拒否し、
独自の村おこしを進めてきた村。
箱モノ行政からの脱皮を進め、
でっかいホールを作るよりも、
コンサートが聴きたければ、村が費用を一部負担。
農家の嫁を村費でヨーロッパに送り出す試み「花嫁の翼」、
飯舘牛のブランド化、
村営の書店づくり...

大きいこと、
便利であること、
時間を金であがなうことが、唯一の文化ではない。
小さな村であっても、
行政の助成金、原発の補助金などに頼らず
豊かな暮らしを育てようとしてきた、飯舘村。

もし、放射線汚染にさらされなければ、
これからの生き方を示すシンボルとなったかもしれません。
けれど、今回、飯舘村は、
「いわれなき被害」のシンボルになってしまったのではないか。
こんな無念って、あるのでしょうか。

飯舘村を、本来、あるべき村に戻すことこそ、
福島の復興の方向であり、日本の希望ではないか、と
お話を伺って痛感しました。

あっ、そう、そう。
ここで伺った名言
「戦争で儲ける人が、いっぱいいるのだから、
平和で儲けなくては、おかしいのではないか」

いいなあ、「平和でも儲ける福島、飯舘村」になってください。