• HOME
  • >  おっちゃんの「日々こもごも」
文字サイズ
大
中
小

おっちゃんの「日々こもごも」

2011年5月14日

台湾の続き・世代ギャップ

台湾で通訳してくれた人の話によると、
台湾は、大家族主義。
日本では、両親、兄弟の縁も薄れてきたが、
三親等も四親等も越えて深い付き合いがある。
通訳の方の家では、正月や祝い事のある日には、
300人以上の「家族」が、一堂に会するという。

台湾の「一族」を維持するには、金がかかる。
それも、あって若者の中には、
結婚しない、できない人が増えている。
恋人のままがいい、という。

ちなみ、アテンド兼運転手役の方は、そのひとり。
台湾の超一流大学を出て30歳を超えるけれど、
恋人はいるが、結婚する気はないらしい。

そんなことより、一度は海外に出て、キャリアを磨きたい、と思っている。
台湾は、日本以上に厳しい。
中国との外交上の駆け引き、
日本以上に資源がない国。
世界との関係の中で、自分をポジショニングしなければ不安で仕方がない。

その彼の会社の社長に食事をごちそうになった後、
ホテルまで送ってもらう時、社長の嘆きを聞いた。
最近の若者は、個人主義だ、とのこと。
社長の若いことは、上司の命令は絶対だった。
けれど、最近の部下は、指示をしようと思って机にそばに行って話しかけても、
立とうともしない。

何処も同じ。
若者は、厳しくなる環境の中で、風習だけは残されている。
けれど、けなげに自分の道を探している。
上司は、風習を守りながら、守らせることができない。
けれど、なんとか妥協の道を探している。
いつの時代も同じか。