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おっちゃんの「日々こもごも」

2011年4月26日

弱い者は、しぶとい。

大阪時代の上司が、
毎日、新聞記事をクリッピングしてメールで送ってくれる
メルマガ「新聞記事復刻再新報」
東日本大震災以降、気合が増した。

今日は、「涙」として、心を潤す記事をまとめて送ってくれた。
「震災後、ボランティアになった暴走族」(読売)が目を引いた。

茨城県大洗町で活動していた暴走族が、4月17日に解散。
がれきの片付けや浜辺の清掃などを行う
ボランティア・グループとして再出発する。
     避難所などで「敵」と思い込んできた近所の大人や警察官から
     「飲む水があるか」などと気遣われ、
     「暴走族なんかしている場合じゃない」という気持ちが強くなった
と、ボランティアへの転身の動機が紹介されている。

大人の優しさに気付き、「敵」ではない、
「味方」と気付いたということか。
いや、それよりも、
「大した敵」ではない、と分かったのではないか。

「敵」は、強靭なものだと思っていた。
とても、壊れないものだと思っていた。
しかし、地震と津波で、あっさりと「敵」の日常は消え去った。

もろい、はかない。
無力な敵をからかっても、何の意味もない。
むしろ、助ける方が達成感もある。
充実感もある。

けれど、日常が戻った時、
やっぱり、「敵」はしぶとく立ち上がりそうな気もする。
日常の中で、元暴走族・暴走族予備軍に
「達成感」を示すことができるのか。

東日本大震災をきっかけに、変わるべきは、「敵」の方もだ。