• HOME
  • >  おっちゃんの「日々こもごも」
文字サイズ
大
中
小

おっちゃんの「日々こもごも」

2011年1月18日

ひたひたと。

筆者:おっちゃん 昨日、友人から会社に便りが届く。
私よりも、十歳以上年少だが、胆力のある男。
年商500億円を越える企業グループの総帥に修まったという知らせだった。
創業者オーナーは最高顧問に退き、
いままで仕えてきた友人が、その後を継ぐ。

もう何十年も、片腕として活躍してきた人間だから、
水が低きに流れるような自然な感じがした。
とはいえ、オーナーとは違う難しさが、二代目にはあるだろう。
いっそうの飛躍を祈ると、お祝いの手紙を出して、
家に帰ると、寒中見舞いが来ていた。

それは、知人の死去を知らせるものだった。
昨年の暮れ、押し詰まってから亡くなったらしい。
だから、喪中のお断りもできなかったのだろう。
わたしは、年賀状を出していた。

享年68歳。
死ぬには、若い。
柔和な顔が浮かぶ。
大手の損保会社を退職し、
出身大学の東京事務所を手伝っていた。

最近は、めっきり会うこともなくなったが、
記憶に残る顔は、いつも生気に満ちた艶々した顔だった。
なんか、喪中が増えた。
それも、自分の直接の知り合いになってきた。

そんな歳なのか。