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おっちゃんの「日々こもごも」

2010年5月28日

食事に割く時間がもったいない?

筆者:おっちゃん いつもの朝の喫茶店で、坊さんが、ケータイを見ながら、パンをかじっている。
20代後半ぐらいの若さ。
皿には、大きなパン3個も乗っている。
黙々と食べている。
パンには、一切眼もくれないで。
一心にケータイを見つめている。

「いただくこと」のありがたさなど、微塵も感じない。
坊さん業は、きっとただの金儲けなんだろう。
それとも、望みの仕事を断たれて、
仕方なく実家の職業を継いだのだろうか。

駅のホームに降りると、
今日も、おにぎりをほおばる女性に出会った。
いつも同じ女性で、
その女性を見かけた時は、いつもおにぎりをほおばっている。
ゆっくりゆっくり噛んでいる。
丁寧な咀嚼と、場所が似合わない。

食べることは、何かのついで。
わざわざ食べることに時間を使うものではない。
仕方なく、腹を満たすものと思っているのか。
私なんか、ゆっくりゆっくりご飯を食べたいから、
弱い酒も飲むのに。

人間に与えられた欲望を大事にしないなんて、
なんか、もったいない。
なんか、とても怖い風景に見えてくる。