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おっちゃんの「日々こもごも」

2010年4月30日

「悦ちゃん」が天国へ逝きました。

筆者:おっちゃん 私の遠縁にして、
京都の居酒屋「風景」の店主にして、
「優駿」でコラムを連載しているエッセイストでもある
松田さんから、手紙をいただいた。
「NPO読み聞かせ文庫」の賛助会員の申込書が入っていた。
ホンマ、遠くても親戚。
ありがたいことです。

なかに、微笑ましく味わい深い「風景」オリジナルのポストカードに、
NPOへの励ましの言葉。
さらに、「P.S」の2行。
          悦ちゃん、4/2に天国に逝きました。
          まくらもとに「ボクは、なんにもならない」  立て掛けてありました。

松田さんは子供のころからの競馬好き。
「風景」に立ち寄るお客さんも、同好の士が多い。
悦ちゃんは、静岡の人。
旅行のついでに、心を許した男性と立ち寄ってくれ、
競馬の話を通して、頻繁には来れないが「風景」のなじみ客となった。

その悦ちゃんが、重い病に倒れたことを耳にして、
松田さんは、ことし、日帰りでお見舞いに出かけた。
その見舞いの品に、
私の書いた絵本『ボクは、なんにもならない』を選んでくれた。
その絵本が、死の床に残されていたという。

人は、なんにもならないけれど、人に思いを残す。
悦ちゃんは、顔も知らない人だけれど、 

ご冥福を祈りたい。