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おっちゃんの「日々こもごも」

2010年2月21日

死期を知らなかった友。

筆者:おっちゃん 19日金曜日の午後、ケータイがなったことに気づいた。

すぐ気付くなんて、わたしとしては、珍しいことだった。
発信者を見ると、大学病院に入院している友だった。

電話に出ると、女性の声だった。
聞き覚えがある。
ケータイの主ではなく、彼の奥さんだった。
 
か細いが、しっかりした声で告げられた。
「今朝9時過ぎ、主人がなくなりました。」
そのとき、わたしは、どんな声を出したのか、思い出せない。
 
先週の土曜日見舞いに行ったとき、
前よりも、うんとしっかりしていた。
やっと治療効果が出てきたと言っていた。
大きな声は出せないないが、笑えるようにもなっていた。
 
末期がんだったのか。
彼は知らなかったのか。
「骨肉がんは、やっかいながんなんだ。
簡単には死ねないんだ。」と言っていた。
「治っても、薬の副作用で、腎臓がやられて、
人工透析をしなければいけない。」
がんを克服してからの生き方を案じていたぐらいだ。
 
あっけない。
ほんとうにあっけない。
 
でも、生きている私は、
翌日20日土曜日、
朝から、平塚であった町田ゼルビアの練習試合を観戦に行った。
昨季と見違えるようなチームに感激した。
 
平塚からの帰り道、
30年ほど前、東京に来た時に住んだ街に行ってきた。
30年前に知り合った友の死と関係があるのだろうか。
 
なんなんやろ、この気持ち。