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おっちゃんの「日々こもごも」

2010年2月12日

『おとうと』と『インビクタス』

筆者:おっちゃん 祝日の11日。
久しぶりに、映画を2本続けて見てきた。
どうしても見たかった『おとうと』と『インビクタス』。
12時25分から、17時45分まで、
ぶっ通しで、気持ちよく泣かせていただきました。

『おとうと』は、その撮影現場をレポートした本『山田洋次』を読んでいたから、
殆どストーリーはわかっている。
吉永小百合演じる姉の娘の結婚式での鶴瓶の醜態も、予想通り。
この鶴瓶演じるうらぶれた大衆演劇の役者の末路は、
大阪・釜が崎と思しきところにあるホスピスで死期を迎える。

姉は、ホスピスに駆けつける。
ホスピスに担ぎ込まれる前に、弟が住んでいたアパートを訪ねる。
その空家には、放し飼いにされた小鳥が部屋中を飛んでいた。
壁には、弟が主演した舞台の古ぼけたポスターが貼られていた。
同じポスターが、ホスピスのベッドの脇の壁にも止められていた。

姉にどんな迷惑をかけているか、
自分が何をやっているか、
すべて十分わかっている。
けれど、それしかできない自分であることも、十二分にわかっている。

だから、そこからは誰かが救って上げなくては、仕方がないよ、
それは、決して救った人の損にはならないよ、と
山田監督が、「破滅した寅さん」で、語りかけてきた。

『インビクタス』は、もっと気持ちよく泣けた。
1995年ラグビーWカップが、南アフリカで開催される。
代表チームは、白人の象徴。
黒人は、代表チームの塗り替えをはかろうとする。
しかし、マンデラは「ひとつのチーム、ひとつの国家」のもと、
アパルトヘイト時代の体制のまま戦おうと指示する。
そして、南アフリカは、オールブラックスに勝ち、優勝する。

決勝戦を控えて、
代表チームは、マンデラが27年間、閉じ込められていた監獄を訪ねる。

その部屋で、代表チームのキャプテンは、両手を広げる。
鉄ごおしの窓から入口の鉄ごおしまで、両手で届く。
この牢獄に27年押し込めながら、
仕返しではなく、「赦し」から、国家を再生する。
マンデラの決意が、胸を打つ。

ここから泣きだして、
もう止まらなくなりました。
ホンマ、笑いまくりより、スカッとしました。

おっちゃんの「日々こもごも」とは!?
「生きていると色んなことがあるもんやなぁ」というおっちゃん。
日常の何気ない出来事をおっちゃん目線で語っています。
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