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おっちゃんの「日々こもごも」

2010年1月26日

「なぜ、町田なのか なぜ、監督なのか」

筆者:おっちゃん 「サッカーダイジェスト」最新号に、
ゼルビアの相馬新監督のインタビュー記事(P48)が掲載されている。
記事タイトルは、
「なぜ、町田なのか なぜ、監督なのか」

記事によると、その答えの出発点は、
「リスクをとる仕事がしたかった。」と言う思いにある。
相馬さんは、現役を終えて、テレビや雑誌で解説者として活躍の場を得た。
その時、相馬さんはどうしても本音と建前を使い分けざるを得なかった、という。
       「セルジオ越後さんは本音を語っているよね。評論家として一生メシを食っていく覚悟が
         あるし、現場に戻られるつもりもないからリスクを負える。」
なんという、率直な発言だろう。

けれど、相馬さんは、指導者やマネジメントの方面を目指していた。
だから、マスコミでリスクを負えない自分にジレンマを感じていた。
       この「リスクを負う」という覚悟が、コーチではなく監督としてスタートを切る決断へと
       彼を導くのだ。
と、記事は言う。

おっちゃんは、ドイツWカップの時、
ケルンでの「イングランドVSスウエーデン」のスタンドで、
監督出身の解説者とあった。

おっちゃんが、階段横の喫煙コーナーでタバコを吸っていると、
キックオフ間近になって、テレビで見慣れた解説者が階段を駆け上がってきた。
目が合うと、ニコッと笑って、「ここ、吸えるんですね。」と言って、
ポケットからタバコを出して寄ってきた。

自然と会話になった。
日本代表の練習を見てきた、と言う。
その様子を聞くと、
「駄目ですよ。今頃、シュートの練習を2時間もしているんですよ。」
「足がつぶれてしまいますよ。何してんだか。」
じゃあ、テレビでも言ってくださいよ、と突っ込むと、
「いいますよ。バシバシ言いますよ。」と言ったけれど、
おっちゃんは、確かめる機会はなかった。

試合が始まると、その解説者は、すぐ近くの席にいた。
隣には、セルジオさん、反対側には、
まだ新人解説者の相馬さんがいた。

「リスクを負う」と言う思いを、
そのころから相馬監督は募らせていたのだろう。
心配になるほど、率直で清々しい発言。
その思いのとおり、監督は、十分な「リスクを負った」。

間違いない。「リスク」は人を育てる。
相馬監督、がんばれ!