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おっちゃんの「日々こもごも」

2009年7月24日

ゼルビアとセルビア。

筆者:おっちゃん 昨日、ゼルビアの方が帰られて、しばらくしたら、
セルビア人の方が、打ち合わせに来られました。
なんだか、語呂の合う日でした。

セルビアは、旧ユーゴスラビア連邦共和国。
1991年代に起こった内戦により、
いまでは、セルビアをはじめ、
スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツエゴビナ、
モンテネグロ、マケドニアの6つの国に分裂しました。
セルビアの自治州だったコソボも独立を宣言しましたが、
まだ、国際的に承認されるまでには至っていません。
 
セルビアは、ユーゴスラビア連邦共和国の中心的な国でしたが、
紛争では、すっかり、ひとり「悪役」を負わされました。
NATO軍に空爆されたり、
経済封鎖を受けたり、
旧ユーゴスラビアで、一番復興が遅れました。

おっちゃんは、初対面ながら、聞きたい事がいっぱいある。
食事にお誘いして、
生ビールで乾杯するやいなや、内戦のことを切り出しました。
「こんなこと聞いていいですか。」と言いながら、
大阪人のこと、好奇心抑えがたく、根掘り葉掘り質問。
 
この方、来日したのは、2000年。
内戦にやっとケリがついたころ。
だから、セルビアで空爆を味わっている。
 
「どうぞ、何でも聞いてください」と、にこやかにおっしゃるけれど、
やっぱり、言葉は少ない。
それは、もう遠い昔になったのか。
クロアチアでも、若い世代は、敵味方に分かれて戦った頃の話には、
すっかり、関心が薄れている、と本で読んだことがある。
それとも、現在も変わらぬ傷の深さなのか、読み切れない。

いつしか、文学の話に移り、
セルビアのことでなく、日本の現代小説の面白さを教えていただきました。
 この方、日本文学の研究がご専門。
「高橋源一郎についての評論」を出版されるご予定とか。

日本の若者は遠ざかっているから、
日本文化は、外国の方に継承してもらおう。