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おっちゃんの「日々こもごも」

2009年6月24日

失敗するほど、長生きできる。

神戸からお客さまが見えた。
年少の友人のお父上。
その友人は、7月に祝言を挙げる。
その席で、おっちゃんは乾杯の発声を受け持つものだから、
挨拶のために、わざわざお越しくださった。

宴席まで用意していただいた。
愉快な酒になった。
ボケ、突っ込み、ダジャレ、
浪速の笑いのオンパレードになった。

ふと気付くと、
お客さんの手が、おっちゃんの方や腕に、よく伸びる。
関西の人間は、親しみをこめて、すぐ、人の体に触れる。
なつかしくて、表情が、つねに「ニコニコ状態」になった。

喜び勇んで、息子への苦言も飛ぶ。
「遺言や思って、聞いておけ」と父上。
遺言も売り出しのように飛び交う宴席となった。
友人が、一時、苦境に立った時、父上に無心に行った。
親に頼る「情けなさ」にうなだれる息子に、
「気にするな、仕事に10年躓けば、
その分、10年、長生きすればいいのだ。」と励ましたという。
粋なこと言うなあ、お父さん。

でも、こんなことをうちの息子に言ったら、
300歳まで生きよるやろな。
おお、怖(こわ)!