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おっちゃんの「日々こもごも」

2009年1月05日

絵本『ボクは、なんにもならない』

筆者:おっちゃん 昨日のブログで、サラッと書きましたが、
実は、おっちゃんは、絵本を出しました。
お世話になった方や親しい方には、
会社や自分の年賀状でうるさいほど、PRさせていただきましたが、
「おっちゃん書房」ではご案内していませんでした。

絵本『ボクは、なんにもならない』は、
千葉の食品リサイクル会社との出会いが、きっかけです。
この会社は、もともと、産業廃棄物を焼却場まで運ぶ仕事をしていました。
そのなかに、コンビニの賞味期限切れの
弁当やパンなどの食品もありました。

運転手さんだけでなく、
経営者も、「もったいない」と思いつつ運んでいました。
いや、「もったいない」だけやない。
「いのち」を捨てる気がして、つらかった、とも
打ち合わせの時に、何度も聴きました。

「いのち」を捨てる仕事やなく、
「いのち」を育てる仕事がしたい。
そんな思いが降り積もる雪のように重なり、
食品を肥料や飼料にリサイクルする事業につながりました。

この思いを、なんとか、伝えたい、と、
仕事を離れ、絵本の企画に動き出しました。
幸いに、絵は進藤さん、デザインは同じ会社の川田くんなど、
すばらしいクリエーターが参加してくれて、
1年がかりで絵本になりました。

『ボクは、なんにもならない』なんて、
夢も希望もないタイトルですが、
絵本に込めた思いは、まったく逆です。当然ですが。

ボクのいのちは、ボクだけのもの。
だから、かけがえない「いのち」を生きてほしい、
との思いを込めました。

こどもに伝えたい、と思って企画しましたが、
ほんとうは、還暦を迎えて少しくたびれてきた自分を
励ましたかったのかもしれません。

お読みいただいたら、ご感想をお聞かせください。
厳しいご意見でも、大きな励ましといたします。
よろしくお願いします。

『ボクは、なんにもならない』 特設サイト

『ボクは、なんにもならない』美術出版社