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おっちゃんの「日々こもごも」

2008年12月05日

感じる喜び。

筆者:おっちゃん ちょっと空きかけた朝の各駅電車。
やっと戻った晴れやかな日差しの中、
ドア際のベビーカーの赤ちゃんはニコニコしていた。
足をばたつかせ、
手を振り上げ、何か声を出していた。

ガラスの向こうを見ているのか、
車内を眺めているのか、
目も始終、動いている。
まだ明瞭な言葉になっていないが、
きっと何かを話しているんだろう。

何を言っているんだろう、
何を感じているのだろう。
ニコニコしているのは、笑っているのか、
ただ感じたことが表情になっているのか。

赤ちゃんを見ていると、
その意味を理解する前に、まず、「感じる喜び」があるように思えてきた。
「感じる喜び」があって、
次に、その状態についての評価、
すなわち、快、不快などがくるのではないか。

大人になるほど、感じた結果に捕らわれて、
感じる喜びは失われてしまったのか。

永遠を思わせるほど、
赤ちゃんのニコニコ顔は、小春日和の日差しの中で輝いていた。