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おっちゃんの「日々こもごも」

2008年10月20日

ママチャリに抜かれて。

筆者:おっちゃんいつもの日曜日のように、
サッカーの試合に出かけた。

どんどん出番が減ってくる。
ハーフタイム25分で、10分程度の出場では運動にもならない。
最近は、自転車でグランドまで出かける。
丘を登り、下り、川の堤を、40分ほど走ってグランドにつく。
準備運動以上の運動量を確保する。
 
走るといっても、ユタユタ、のろのろ。
たぶん時速10キロ弱程度。
ほとんどの自転車に追い抜かれていく。
だから、抜かれても気にならない。
「お先にどうぞ」と、慣れている。
 
昨日も、次々と追い抜かれた。
でも、ママチャリは許せなかった。
おっちゃんの横をスルスルと滑るように走って行った。
いつものことや、と思っていたら、ママチャリだ。
しかも、前後に子供を乗せたお母さんだ。
 
いくら、なんでも、それはないやろ。
意地が出た。
ギアをあげて、強くペダルを踏んだ。
 
やっと抜けた。
でも、気が抜けない。
ギアを落とさず、力を入れて漕いだ。
いつものような、のんびりした気分が消えうせた。

マイペースで楽しんでんのに、
なんで、邪魔すんねん。
(誰も邪魔してへんがな)
でも、子供を乗せたママチャリが、追い抜くことないやろ。
(あんたが遅いだけやん)
おっちゃんは、いやしくも、本格的自転車やぞ。
ママチャリは、いわば雑種やないか。生意気や。
(あんたのとこの犬は、ほんとうの雑種やで。
そんなん言えるのか)
犬は、ええねん、雑種でええねん。
 
一人会話をするうちに、グランドについた。
ホッとした。
(ほんま、うるさい、疲れるおっさんや、と
自分でも、しみじみ)