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おっちゃんの「日々こもごも」

2008年9月17日

テレビは、裁判所なのか。

筆者:おっちゃん大相撲大麻事件が、テレビのニュース・バラエティ番組をにぎやかしている。
今朝も、リーマン・ブラザーズ破産事件以上に、長い時間をかけて報道されていた。

みんなそんなに大相撲に関心があったんか、
大麻吸引に、世の中の不安が高まっているのか。
おっちゃんには、わからん。


吸引してたら、悪いことや。
副流煙やったら、可哀そうやけど、プロとして、用心が足らん。
解雇もしゃあないんちゃうか、
それでええやん、と
関心が薄い分、ひとごとや、思っていた。

けれど、TVは、どうでもええやん、と思っていることほど、
騒ぎたがるようや、と改めて感じた。

ロシア人力士の弁護士さんが、
「副流煙の可能性もある、という学者もいる。
その学説も検討すべきではないか。」と訴えていた。
抜き打ち検査の結果を否定するものではない。
しかし、本人は吸引を否定している。
副流煙の可能性を指摘する学説もある。
ならば、両者の学説を検討したうえで、
解雇を決定してもいいではないか、という主張。

TVのキャスター、コメンテーターなど全員が、
「検査結果に素直に従え」
「一般的には、副流煙はあり得ない」と、
力士及び弁護士は、見苦しい、潔く、お縄につけ、
というような印象をもつ言動だった。

ドーピングの専門家もスタジオに呼んで、
一般的にはありえない、と証言させていた。
弁護士は、
わたしは学説の真偽はわからない。
そのような学説があったから、副流煙の可能性を否定できない、
と主張しているだけだ。
学説の是非を問うなら、
なぜ、ここに私が引用した学者を呼んでくれないのか。 
もっともな主張だ。

TVは、祭りのように熱狂していた。
ほんまは、大した問題ではない、と思ってんのんちゃうか。
力士にとっては、重大な問題だけれど、
世の中にとっては大した問題やない。
だから、騒いでも、
ひょっとして主張が間違っていても許される、
かまへん、かまへん、騒いだれ、そんな気安さ。
匂いがした。

社会正義の問題として、そんなに関心があるなら、
もっと冷静に聴いてあげなよ。
(このマスコミのお祭り裁判と裁判員制度が、
セットになったら、コワイと思いまへんか)